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大阪桐蔭中田、清原&松井超え宣言

入念に打撃フォームをチェックする大阪桐蔭・中田(撮影・大池和幸)
入念に打撃フォームをチェックする大阪桐蔭・中田(撮影・大池和幸)

 怪物スラッガーが怪物の頂点に立つ。大阪桐蔭が31日の準々決勝で常葉学園菊川(静岡)と対戦。30日には大阪府大東市で最終調整。2回戦で2打席連続アーチを放った中田翔投手(3年)はPL学園・清原、星稜・松井らがもつ3本の大会通算最多本塁打の更新に意欲を燃やした。北陽(大阪)は広陵(広島)に3-5で敗れ、2回戦敗退。初出場の大垣日大(岐阜)は都城泉ヶ丘(宮崎)を4-1で下し、準々決勝に進んだ。

 記録男になる。中田が清原、松井超えに意欲を見せた。28日の2回戦・佐野日大戦では2打席連続本塁打。大会史上10人目の偉業で甲子園の元祖怪物2人に並んだ。あと2本打てば清原、松井ら過去に8人がマークしている1大会通算最多3本塁打を上回る。

 「あと2本? そうですね。記録に残ることはうれしいので」。平成の新怪物は笑顔で新記録達成に照準を定めた。2本塁打の翌日は、自身が1面を飾ったスポーツ紙をすべてチェック。「記録とか載ってたらうれしい。読みごたえありますね」と記録へのこだわりをうかがわせた。

 自信はある。今大会中は30分から1時間ほど夜の素振りを日課にするが、調子のバロメーターとなるのがスイングの「音」だ。「『ブーン』と長く聞こえるのはダメ。『ブン』っていう短いのがいいんです。昨日もバリバリ出ましたよ」と絶好調宣言。30日のフリー打撃でも64スイングで13本のサク越えとケタはずれのパワーを披露した。

 準々決勝で対戦する常葉学園菊川のエース田中は大会屈指の左腕だが攻略法はインプット済みだ。「ゆるいカーブを多く投げてくるので、狙っていけたら」。2戦連発はおろか、2発を再現して一気に記録更新の予感すら漂わせる。

 また前日29日に続き報道陣をシャットアウトした室内練習場で20球のピッチング。「フォームを固定できた。いい感じです」と登板準備も完了。投打にわたる活躍で、チームをセンバツ初の4強に導く。【大池和幸】


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