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旭川南・浅沼が全力35球で肩に不安なし

ブルペンで笑顔を見せる浅沼(右)と見守る小池監督
ブルペンで笑顔を見せる浅沼(右)と見守る小池監督

 センバツ甲子園初戦(27日)の創造学園大付(長野)戦に先発する旭川南のエース浅沼寿紀(3年)が予定通り? の全力35球で快調をアピールした。本番を2日後に控えた25日、兵庫・津門中央公園野球場の練習でブルペンに立ち、速球オンリーでこん身の投球。「いいねぇ!」と小池啓之監督(55)を喜ばせた。

 球の伸び、制球の良さとも文句なし。受けた中野辰哉捕手(3年)も「秋より球に力がある。外の真っすぐがナチュラルにスライダーしたりシュートしたりしていたが、コントロールも戻ってたんで大丈夫」と、不安なしを強調した。

 23日に約100球投げ込んだ後は、27日の本番までは「軽い調整」のはずだった。だが浅沼は肩が軟らかく、疲れが残らないタイプ。1日でも投球を休むと肩がうずくのか「球数少なめでコース別に投げるのは予定していたこと」と話す。

 小池監督は言う。「300球投げさせた後、整骨医の先生に診せたら『これで300球投げた後ですか!?』とびっくりされたことがある」。その時言われたのが「この子はいくら投げさせても大丈夫」だった。昨秋8試合67回を1人で投げ切った黄金の肩に、35球程度の全力投球は「軽い調整」でしかなかった。

 あまり肩が軽すぎると逆に調子が出ないようで、浅沼は「少し重めの方がいい」という。だからこの日、自分の肩と相談してマウンドに立った。「試合ではベストの状態で投げられます」。己を知り尽くしたエースが万全の自己制御で当日を迎える。【本郷昌幸】


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