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長崎日大、県勢31年ぶり4強/夏の甲子園

長崎日大対楊志館 5回表長崎日大2死一、二塁、曲渕(手前)の適時打に盛り上がる長崎日大ベンチ(撮影・岡潤一)
長崎日大対楊志館 5回表長崎日大2死一、二塁、曲渕(手前)の適時打に盛り上がる長崎日大ベンチ(撮影・岡潤一)

<全国高校野球選手権:長崎日大7-1楊志館>◇20日◇準々決勝

 長崎日大(長崎)は楊志館(大分)に7-1で快勝し、長崎県勢31年ぶりの4強進出を果たした。

 長崎日大が31年ぶりの壁を破った。県勢としては76年以来の4強進出。楊志館を大差で破り、九州対決を制した。「こんなに点が入るとは。上出来です」と金城孝夫監督(53)は予想以上の大差に驚きの表情だ。

 エース浦口侑希(3年)を助けようと打線が奮起。11安打に5犠打と2犠飛、3盗塁を絡めて加点した。「うちらしい」と金城監督が言うコツコツ打線を引っ張ったのは5番曲渕祐太(2年)だ。1回に適時打を放ち、3回には犠飛。5、7回にも適時打と4打点の大暴れだ。「今まで全然打てなかったので絶対に打ちたいと思ってたんです」と顔をほころばせた。

 2年生で5番に座る曲渕はプレッシャーからか、甲子園2試合でわずか1安打。日に日に表情が硬くなる曲渕に試合前夜のミーティングで金城監督が「三振はいいけどゲッツーだけはするなよ」と声を掛けた。試合直前には、両脇腹をつねって「激励」。これでリラックスしたのか「1本出て楽になりました」とすっかり明るくなった。

 準決勝も九州勢と激突する。帝京を破って勢いに乗る佐賀北とは6月17日に練習試合を行い、6-1で大勝した。「(佐賀北の)久保さんは球が速くてスライダーがすごく良かった。勢いがあってすごく強くなったと思います。無失点なので点を取って勝ちたいです」と曲渕は久保打ちを宣言。4番浦口も「しっかり引きつけて打ちたい」と再戦を楽しみにしていた。無失点エースを再び攻略して、長崎県勢初の夏決勝進出を目指す。【前田泰子】

[2007年8月21日9時53分 紙面から]

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