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茨城大会優勝:常総学院(2年連続11度目)
参加校 組み合わせ表 春季大会優勝校 昨夏代表
106校(前年比−3) ダウンロード(54KB) 藤代 常総学院

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7月27日付紙面

常総V2、NEW持丸野球で逆転

優勝し胴上げされる常総学院の清原(撮影・鈴木正人)

常総学院Vへの足跡
2回戦 8-1 日立商
3回戦 3-2 霞ケ浦
4回戦 10-0 鹿島学園
準々決勝 4-1 水戸桜ノ牧
準決勝 11-5 水戸葵陵
決勝 8-3 常磐大高

<茨城大会:常総学院8-3常磐大高> ◇7月26日◇水戸市民

 常総学院(茨城)が関東勢一番乗りで甲子園への切符を手にした。初出場を狙う常磐大高に8-3で逆転勝ちし、2年連続11度目の出場を決めた。就任4年目の持丸修一監督(59)が、堅実な「持丸野球」と木内幸男総監督(76)の得意とした「木内マジック」を融合させた。

 新生持丸野球で常総学院が2連覇を達成した。選手の手で3度宙に舞った持丸監督は「子どもの1本1本の手が肌に伝わってきた」と満面の笑みで勝利をかみしめた。

 「今日はほとんどサインを送らなかった」。選手の自主性に任せて、選手の力で常磐大高に勝った。6-2の4点リードで迎えた7回1死満塁の場面。従来ならスクイズもあったが、2番佐藤宏憲外野手(3年)にはノーサイン。「使ってくれた監督の期待に応えたかった」とダメ押しとなる右前2点適時打を放った。

 4年前、県立の藤代から勝利を要求される常総学院の監督に就任した。当初は「木内マジック」とは違う手堅い采配で周囲から批判されることもあった。それでも「やれることをきっちりやろう」と県立らしい野球をやり通してきた。だが過去2度(05年センバツ、昨年夏)の甲子園ではいずれも初戦敗退。全国で勝つために、今年は堅実な持丸野球に攻撃的な木内イズムが加わり「県立の野球を1つ越えた」と勝利を喜んだ。

 大会前、選手には「6回の決勝を勝ち抜こう」と声を掛けた。強豪校には優勝以外は初戦敗退と同じだというプレッシャーがある。その中で最高の結果を出した選手に「頑張ってくれた」と賛辞を贈った。

 選手からは「野球を離れたら普通のオッチャン」と言われる。入学から指導してきた現3年生との野球は「楽しくてしょうがなかった」と話す。木内総監督が積み上げてきたものに、持丸野球を融合。新生常総学院を率い「甲子園では必ずお土産を持って帰る」と勝利を誓った。

 ◆私立常総学院 1983年(昭58)創立。校訓は自主、誠実、創造。特進選抜、強化部など4コースあり生徒数は1679人(女子は729人)。野球部は創立と同時に創部。部員数61人。甲子園は春6度、夏は2年連続11度目の出場。OBに仁志(横浜)金子誠(日本ハム)坂克彦(阪神)らがいる。所在地は土浦市中村西根1010。原田敏和校長(61)。


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