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福島大会優勝:聖光学院(2年ぶり4度目)
参加校 組み合わせ表 春季大会優勝校 昨夏代表
94校(前年比+1) ダウンロード(55KB) 一関一 光南

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7月29日付紙面

聖光学院、2季連続甲子園

2季連続の甲子園出場を決めた聖光学院の斎藤智也監督は歓喜の胴上げを受ける

2季連続の甲子園出場を決めた聖光学院の斎藤智也監督は歓喜の胴上げを受ける

聖光学院Vへの足跡
2回戦 13-1 好間
3回戦 7-1 小高工
4回戦 6-2 福島
準々決勝 8-2 湯本
準決勝 8-4 東日本
国際大昌平
決勝 4-3 日大東北

<福島大会:聖光学院4-3日大東北> ◇7月16日◇福島市

 聖光学院が4-3で日大東北を下し、2年ぶり4度目の優勝で、2季連続の甲子園出場を決めた。公式戦初先発の2年生左腕・佐藤竜哉が9回途中まで8安打3失点と粘投。打線は初戦から6試合連続となる先制点を奪い逃げ切った。

 今春のセンバツ初出場から約4カ月。日大東北に競り勝った聖光学院ナインは、抱き合って号泣した。チーム一丸でつかんだ2季連続、そして2年ぶりの夏制覇。苦しい戦いだった。

 5月、特待問題で主力メンバーが約1カ月の対外試合出場禁止処分を受けた。主力抜きの春季県大会は3回戦敗退。処分が解けた6月の県北選手権では初戦負け。センバツ出場の実績などで第1シードとなったが、実戦不足は見えないハンディとなり、エース鈴木健太、主力打者の末永豪(いずれも3年)と黒羽剛広(2年)の2人も本調子を欠く状態で臨んだ夏だった。センバツ4番の黒羽は「6月以降も、ボールとバットが当たらなくなった」という。決勝も打順は8番だった。

 この日、優勝をかけた大一番を前に、宿舎近くの四ツ倉海岸に足を運び、全員で校歌を歌ってモチベーションを高めた。チームの合言葉は「下克上」。すべての対戦相手が自分たちより格上と認め、チーム一丸の全員野球に徹する。その合言葉が、春の後遺症が残るナインに力を与えた。

 3回裏2死二塁、準決勝の6番から3番に復帰した末永の中越え三塁打で、今大会6試合連続となる先制。同点に追い付かれた直後の4回裏、敵失で勝ち越し、黒羽の投前スクイズで再び主導権を握った。投げては夏3戦目の登板の2年生左腕・佐藤が公式戦初先発。9回表、2ボールを与えて降板したが、自己最長の8回0/3を8安打3失点と好投した。救援した2年生右腕・仲田浩人も3者凡退に抑えた。

 斎藤智也監督(44)は「苦労してきた子どもたちに、いいご褒美が返ってきたのかな」と涙した。センバツ主砲ながら8番で勝利に貢献した黒羽は「みんなに迷惑を掛けた。甲子園では感謝の気持ちで打つ」。そして、関根健斗一塁手(2年)が「下克上は終わっていない。天下を取るまで気持ちを切らさない」と誓った。【佐々木雄高】

 「甲子園で優勝したい」。センバツでは優勝した横浜に2回戦で1点差負け。春夏連続の甲子園が決まった石垣島の剛腕は、全国制覇を誓った。【浜崎孝宏】

 ◆私立聖光学院 1962年(昭37)に聖光学院工業高として創立。77年現校名に改称。79年男女共学になる。生徒数は693人(女子90人)。野球部は学校創立と同時に創部され、過去甲子園は夏3度、春1度出場。ほかに運動部では柔道、ハンドボール部などが全国レベル。OBはJ1神戸のFW茂木弘人ら。所在地は福島県伊達市六角3。後藤牧人校長。


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