センバツV常葉菊川が夏切符/静岡大会

- 11年ぶりの甲子園出場を決め喜ぶ常葉学園菊川ナイン
<高校野球静岡大会>◇1日◇決勝
センバツで初優勝した常葉学園菊川が、98年横浜(神奈川)以来史上6校目となる春夏連続全国制覇を狙う。昨夏代表の静岡商に9-2で逆転勝ちし、11年ぶり2度目の夏の甲子園を決めた。0-2で迎えた7回に5安打を集中し、一挙7得点。無死一、二塁から重盗で好機を拡大するなど、5試合1犠打のセンバツで見せた、超攻撃野球を夏も貫いた。
特待制度による5月の対外試合禁止を乗り越えた。主力を欠いた春季県大会は1回戦敗退。6月の練習試合では県内チームに完封負けを食らうなど、打撃不振に陥った。今大会に入っても延長2試合、逆転2試合と苦しんだ。それでも最後には必ず勝利をつかむのは、準々決勝から3試合連続の逆転で優勝したセンバツの経験。長谷川裕介遊撃手(3年)は「甲子園の経験がこの大会では生きた。何とかやれると、どんな場面になっても慌てなかった」と振り返った。
森下知幸監督(46)は「素晴らしい。肩の荷を下ろして思い切りやってほしい」と言った。当初は夏の深紅の優勝旗に合わせ、ユニホームの縦じまを春の紺から赤にする予定だったが、こちらのチームカラーも変えずに甲子園に乗り込む。【斎藤直樹】
[2007年8月2日10時1分 紙面から]
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