神村学園が初の夏切符/鹿児島大会
<高校野球鹿児島大会>◇23日◇決勝
2大会で決勝があり、いずれも逆転サヨナラ劇で甲子園出場を決めた。岩手では花巻東が専大北上を4-3で下し2年ぶり4度目、鹿児島は05年センバツ準優勝の神村学園が夏初出場を決めた。
創部5年目の神村学園が9回2死から鹿児島実に逆転サヨナラ勝ちし、夏初出場を決めた。昨秋、部員への暴力事件で前監督が辞任。監督不在のチームを統率した照井秀芳主将(3年)が骨折で戦列を離れる苦境を乗り越えた粘りが、最後に生きた。
9回裏2死二塁。8番エース盛義達(3年)の代打西崎将吾(3年)が中前同点打。さらに9番若松彰宏が左中間を破って劇的幕切れとなった。若松は「この1年、いろいろ苦しいことがあったけど、最後は自分らが勝つと思って練習してきた」と話した。笑顔も涙も一番派手だったのは照井だ。骨折で、打席に立てるのは8月という診断だが、8回に代打で登場。空振り三振に倒れたが、三塁コーチスボックスで涙が止まらなかった。
[2007年7月24日9時48分 紙面から]
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