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2006年甲子園特集

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山梨大会優勝 : 甲府工(7年ぶり8度目)
■参加校 : 39校(-1) 
※()内の数字は前年比
組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 東海大甲府
■昨夏代表 : 日本航空
※組み合わせ表は、pdf(portable document format)形式です。
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7月24日付紙面

甲府工サヨナラV!7年ぶり8度目

<山梨大会:甲府工11-10東海大甲府>◇7月23日◇小瀬

9回裏甲府工無死一、三塁、折居のサヨナラ打で生還する窪田(中央)に駆け寄る甲府工ナイン(撮影・川口晴也)
9回裏甲府工無死一、三塁、折居のサヨナラ打で生還する窪田(中央)に駆け寄る甲府工ナイン(撮影・川口晴也)
甲府工Vへの足跡
2回戦 11-1 韮崎
3回戦 6-1 石和
準々決勝 6-1 駿台甲府
準決勝 5-3 富士学苑
決勝 11-10 東海大甲府

 甲府工-東海大甲府の山梨決勝は、両チーム合わせ4本塁打、29安打が飛び交う壮絶な打撃戦を展開。甲府工が11-10で東海大甲府を振り切り、7年ぶり8回目の夏出場を決めた。

 まさに三度目の正直だ。03年、04年と連続して決勝で涙をのんだ宿敵・東海大甲府との壮絶な打ち合いを制し、甲子園への切符をつかんだ。10-10の9回裏無死一、三塁から、8番の折居祐三塁手(2年)が、二塁手を強襲するサヨナラ内野安打。歓喜の輪の中で折居は「逆転できると思っていた。ヒーローになれる予感がした」と笑顔で胸を張った。

 序盤3回までに5点をリードし、一方的な展開になるかと思われた。それでも原初也監督(60)は「このまま終わるとは思っていなかった」と冷静だった。試合前に選手全員を集め「相手は関東大会(春季)準優勝チーム。負けてもいいから、全力でぶつかっていけ」とゲキを飛ばした。8回途中まで力投した2年生エースの石合翔も「勝てる自信というより、勝ちたい気持ちしかなかった」。断然の優勝候補と言われた東海大甲府に対し、最後まで全力でぶつかる気持ちだけは忘れなかった。

 1年生時の2年前、決勝戦をスタンドで観戦した土橋正明捕手(3年)がこの日、投打でチームを引っ張った。3回に1死一塁から左中間に2ランを放ち、5点目をたたき出した。1点差まで詰め寄られた8回には、捕手のマスクをかなぐり捨ててリリーファーでマウンドへ。相手の大野に逆転弾を浴びたものの、9回を3人で抑え、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。2年前の悔しさを知る土橋は「東海大甲府だけには勝ちたかったので本当にうれしい」と喜びを爆発させた。

 「ここ(決勝)まで来ると、すごい力を発揮してくれるね」。指揮官も選手たちをたたえた。大舞台になればなるほど強い甲府工が、甲子園でも旋風を巻き起こす。

 ◆県立甲府工 1917年(大6)に甲府工芸学校として設立された県立校。生徒数は794人(女子52人)。野球部は1928年(昭3)に創部。部員数62人。甲子園は春5度、夏は7年ぶり8度目の出場。OBに歌手の田原俊彦、楽天山村らがいる。所在地は甲府市塩部2の7の1。土橋英俊校長(60)。

 

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