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2006年甲子園特集

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長崎大会優勝 : 清峰(2年連続2度目)
■参加校 : 61校(0) 
※()内の数字は前年比
詳細速報 / 組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 長崎日大
■昨夏代表 : 清峰
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7月26日付紙面

センバツ準V清峰が2年連続出場

<長崎大会:清峰2-0波佐見>◇7月25日◇長崎県営

3季連続甲子園出場を決め喜ぶ清峰ナイン。左端は富尾(撮影・梅根麻紀)
3季連続甲子園出場を決め喜ぶ清峰ナイン。左端は富尾(撮影・梅根麻紀)
清峰Vへの足跡
2回戦 8-0 対馬
3回戦 6-1 長崎北
準々決勝 6-1 佐世保北
準決勝 15-5 長崎南山
決勝 2-0 波佐見

 長崎大会決勝は今春のセンバツ準優勝の清峰が、波佐見を下し、昨年夏から3季連続の甲子園出場を決めた。先発した富尾京平(3年)は、新球のカットボールを武器に強打の波佐見打線を2安打の完封。打っては4番木原宏輔(3年)が先制適時打、3番広滝航(3年)も中押しソロを放つなど投打の大黒柱が連覇に貢献した。宮崎大会決勝は延岡学園が宮崎日大を終盤の猛攻で突き放し、6年ぶり5度目の夢切符を手にした。佐賀大会は準決勝2試合が行われ、佐賀西と佐賀商が勝ち進んだ。26日に決勝が行われる。

 最後までマウンドを守り抜いた清峰の富尾が、中堅後方を振り向き、両手を天に突き上げた。「うれしいです。まだ実感がわかない」。準優勝したセンバツでは控え投手だった右腕が、昨夏から3季連続のマンモス行きを決めた。富尾は今大会初完投勝利を大一番で飾り、2安打完封劇に笑顔を見せた。

 センバツでは決勝戦(対横浜)で0─21と大敗した。決勝までの全5試合は左腕エース有迫亮(3年)が先発し、連戦の疲れからか決勝戦で打ち崩された。連戦に耐えうるもう1枚の「エース育成」が夏への課題だった。この日の朝。清水央彦(あきひこ)コーチは、先発起用に頭を悩ます吉田洸二監督(37)に「富尾」をプッシュ。同コーチは「かわす投球では横浜戦のように力でポテンヒットとか持っていかれるので富尾の力強さが必要だった」と説明した。

 2点リードの8回2死満塁。3番小田原亮(3年)をカットボールで空振り三振に仕留めピンチを脱した。「あそこで踏ん張らないと負けてしまうので制球に気をつけた」。4月の九州大会で、八重山商工にKOされた富尾が、今大会用に完全習得したカットボールで9奪三振。最速145キロの直球と130キロ台のカットボールを武器に115球の力投だった。

 富尾の力投に打線も応えた。3回には4番木原宏輔(3年)が先制適時打を放てば、6回には広滝航主将(3年)が右越えソロで強力援護。吉田監督は「接戦だったけど選手が落ち着いていたのは経験の差」と準V校のプライドを勝因に挙げた。広滝主将はナインの気持ちを代弁した。「春は悔しい思いをした。今度は優勝に挑戦したい」。夏は深紅の旗を取りに行く。【浜崎孝宏】

 ◆県立清峰 1952年(昭27)に北松南として開校。かつては炭鉱の町として栄えたため、78年に廃止となった定時制には採鉱科もあった。総合学科となった03年から現校名に改称。生徒数は591人(女子377人)。野球部は55年に創部。部員は75人。昨夏、初出場となった甲子園では、ベスト16に進出。春のセンバツでは準優勝。長崎県佐々町中川原免111。松瀬太郎校長(58)。


 

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