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2006年甲子園特集

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京都大会優勝 : 福知山成美(7年ぶり2度目)
■参加校 : 77校(0) 
※()内の数字は前年比
組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 京都成章
■昨夏代表 : 京都外大西
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8月1日付紙面

福知山成美が監督見返す優勝

<京都大会:福知山成美3-2西城陽>◇7月31日◇西京極

福知山成美Vへの足跡
2回戦 8-1 須知
3回戦 10-3 山城
4回戦 4-3 平安
準々決勝 6-4 洛星
準決勝 4-2 京都外大西
決勝 3-2 西城陽

 京都で1番野球を楽しんだエースに、勝利の女神がほほえんだ。福知山成美のエース・駒谷謙(3年)は2-2同点の9回裏1死一塁、サヨナラ負けもあり得る場面でさえ、客席まで届く笑顔を浮かべて投げた。

 「ただ野球が楽しかった。勝っても負けても野球を楽しめれば良かった」。準決勝、決勝戦と2日続けての完投。278球すべてを笑顔とともに投じた。

 延長10回表。主砲の塚下雄介(3年)は打席に入る前に右腕に約束した。「この回で絶対に俺が点を取ったる。だから頼む。抑えてくれ」。塚下は2死三塁の場面で中前適時打を放って、勝ち越し点をプレゼント。次はエースが約束を守る番となった。10回裏、最後の打者を三振に打ち取った瞬間、駒谷は両手を天に突き上げた。「キャッチャーに抱きつかれて、やっと勝ったと分かった」。笑顔は涙に変わっていた。

 シード校の平安、京都外大西を倒した強さの秘密は、田所孝二監督(46)の一言にあった。春の京都府予選で初戦に敗退して以来、監督は「歴代で至上最低のチームだ」と言い続けた。これにナインは奮起した。「絶対に見返してやる」。想いが1つになり、チームは7年ぶり2回目の甲子園チケットを手に入れた。

 「見返すことができてうれしい。きつい言葉があったからこそ、優勝につながった」。駒谷は涙ながらに感謝の言葉を口にした。【平本果那】


 ◆福知山成美 1871年(明治4年)創立の私立校。2000年に校名を福知山商から福知山成美に変更。生徒数は976人(うち女子239人)。野球部は1923年創部。部員数は108人。99年の夏に初の甲子園出場。春は無し。主なOBはオリックス横山、ヤクルト大原など。所在地は福知山市字堀3471-1。玉木正弘校長(49)。


 

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