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2006年甲子園特集

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茨城大会優勝 : 常総学院(3年ぶり10度目)
■参加校 : 109校(-5) 
※()内の数字は前年比
組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 土浦湖北
■昨夏代表 : 藤代
※組み合わせ表は、pdf(portable document format)形式です。
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7月31日付紙面

常総学院3年ぶり、“持丸野球”で初の夏

<茨城大会:常総学院10-4水戸桜ノ牧>◇7月30日◇水戸市民

優勝しウイニングボール片手に胴上げされる常総学院の持丸監督
優勝しウイニングボール片手に胴上げされる常総学院の持丸監督
常総学院Vへの足跡
2回戦 12-5 笠間
3回戦 10-0 岩井西
4回戦 4-1 土浦三
準々決勝 3-1 つくば秀英
準決勝 9-0 霞ケ浦
決勝 10-4 水戸桜ノ牧

 茨城は常総学院が10-4で水戸桜ノ牧を振り切り、3年ぶり10度目の出場を決めた。

 持丸監督修一(58)率いる常総学院が、3年ぶりに甲子園へ帰ってくる。ナインの手で大きく宙に舞った指揮官は「長かった。3年が30年くらいに感じた。今までで一番うれしい」。ホッと胸をなで下ろした。

 前監督の木内幸男総監督(75)がネット裏で見守る中、存分に「持丸野球」を発揮した。1、3回、ともに先頭打者の大川裕士遊撃手(3年)が出塁すると、すかさず、2番関口大志外野手(3年)が犠打で走者を進めた。そして、4番小池翔大捕手(3年)の適時打で得点を奪い、序盤から主導権を握った。5点をリードした7回1死一、三塁の場面では、スクイズを敢行。ダメ押しの1点を取りに行った。「1点でも多く取って、絶対に勝ちたかった」と持丸監督。「木内マジック」とは違う、手堅い、オーソドックスな采配(さいはい)で、甲子園行きの切符をもぎとった。

 就任後2年間、夏の甲子園に届かず、持丸監督は苦しんでいた。昨秋の県大会決勝(対土浦日大)、1点を追う8回無死一、二塁の好機で、指揮官が選択したのはバントではなく、強行策だった。「自分のスタイルではなかった。これまでの常総の野球に合わせてしまった」。結局、このチャンスを逃し、完封負けを喫した。今春の県大会は準々決勝で敗退。6月の土浦市内大会でも土浦一に敗れ「負けたら自分が責任を取るつもりだった」。背水の陣で臨んだ今夏は「どん欲に1点を大切にする野球をやる」と原点に戻ることを誓った。

 「長い間お待たせしてすみませんでした」。スタンドに深々と一礼した持丸監督は、最高の笑顔を見せた。生まれ変わった常総学院が、甲子園で真の復活を遂げる。


 ◆常総学院 1983年(昭58)創立の私立校。生徒数は794人(女子52人)。野球部は創立と同時に創部。部員数77人。甲子園は春6度、夏は3年ぶり10度目の出場。OBに巨人仁志、日本ハム金子などがいる。所在地は土浦市中村西根1010。原田敏和校長(60)。


 

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