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2006年甲子園特集

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群馬大会優勝 : 桐生一(2年ぶり8度目)
■参加校 : 67校(0) 
※()内の数字は前年比
組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 桐生南
■昨夏代表 : 前橋商
※組み合わせ表は、pdf(portable document format)形式です。
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7月28日付紙面

桐生一“決勝不敗”8連勝

<群馬大会:桐生一2-1前橋工>◇7月27日◇県営敷島

13回裏桐生一1死二塁、矢島のサヨナラ打で甲子園出場を決め喜ぶ川岸(左端)ら桐生一の選手たち(撮影・鹿野芳博)
13回裏桐生一1死二塁、矢島のサヨナラ打で甲子園出場を決め喜ぶ川岸(左端)ら桐生一の選手たち(撮影・鹿野芳博)
桐生一Vへの足跡
2回戦 13-1 渋川青翠
3回戦 14-0 安中実
4回戦 13-5 桐生工
準々決勝 6-3 樹徳
準決勝 7-4 東農大二
決勝 2-1 前橋工

 群馬では、桐生一が「決勝不敗伝説」を堅持し、2年ぶり8度目の甲子園出場を決めた。前橋工との決勝は1-1のまま延長戦に突入。桐生一は13回裏1死二塁から、3番矢島賢人主将(3年)の中前打でサヨナラ勝ち。決勝に進出した8回すべてで優勝をものにした。

 桐生一の「決勝不敗神話」は生きていた。延長13回裏1死二塁。勝負を決めたのは、前の打席まで5打数無安打の主将、矢島だった。前橋工・剣持の内角直球をセオリー通り中前へはじき返すと、サヨナラの走者・川岸が間一髪のタイミングで生還。ナインはホーム付近で歓喜の輪を作った。

 過去、決勝戦は7戦全勝とV率100%の実績を誇る。9回無失点と好救援の鹿沼圭佑(3年)は「それは先輩たちがやってきたこと。自分たちは自分たちなのであまり考えなかった」と言う。それでも再三のピンチをしのいだ。9回1死一、三塁、延長10回無死二塁の場面では、いずれもバントのサインを読み切りスリーバントでアウトを取って、流れを切った。大一番での勝負強さは健在だった。

 殊勲の矢島は「どこにも負けない練習量が自信になっている」と胸を張った。日本ハム正田、楽天一場のころから続いている、全員が1度で成功するまでやり続ける名物ノックで徹底的に守備を鍛え上げた。福田治男監督(44)は「よく守ってくれた。うれしいを通り越して信じられない。最高の試合だった」と、珍しく興奮気味に話した。

 99年に全国優勝へと導いた同監督は、昨年不祥事を起こし6カ月間の対外試合禁止処分を受けた。その影響もあり、昨秋は3回戦、今春は2回戦敗退とチーム作りが遅れた。それでも最後の夏に間に合い、チーム状態も上向きだ。矢島主将は「目標は全国制覇。まだ通過点です」と頼もしく言い切った。【鳥谷越直子】

 ◆桐生一 1901年(明34)桐生裁縫専門女学館として創立した私立校。89年から現在の校名。普通科、調理科があり生徒数は1464人(うち女子669人)。野球部は85年創部。91年春に甲子園初出場でベスト8。99年夏は全国優勝。部員数58人。主なOBは楽天一場、日本ハム正田。所在地は桐生市小曽根町1の5。高橋昇校長(53)。


 

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