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2006年甲子園特集

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岐阜(7月15日開幕)
■参加校 : 65校(0) 
※()内の数字は前年比
組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 中京
■昨夏代表 : 土岐商
※組み合わせ表は、pdf(portable document format)形式です。
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78月1日付紙面

県岐阜商が2年ぶり26度目の甲子園

<岐阜大会:県岐阜商9-1大垣商>◇7月31日◇長良川

優勝を決めた県岐阜商のエース金森は大きくガッツポーズ(撮影・桝井聡)
優勝を決めた県岐阜商のエース金森は大きくガッツポーズ(撮影・桝井聡)
県岐阜商Vへの足跡
2回戦 9-2 岩村
3回戦 5-1 岐阜第一
4回戦 5-3 岐阜城北
準々決勝 7-4 中京
準決勝 8-1 市岐阜商
決勝 9-1 大垣商

 県岐阜商が大垣商を9-1で圧倒し、2年ぶり26度目の夏の甲子園出場を決めた。エース金森亮太投手(3年)が連投の疲労も感じさせない投球で2安打1失点完投。打線も14安打を放ち、名門の底力を示した。甲子園では2年前に初戦敗退に終わった雪辱を狙う。

 疲れた様子は微塵もなかった。2年ぶり夏の甲子園が目前に迫った9回。「あと1人」コールが球場から巻き起こる。最後の打者をこん身のストレートでスイングアウトに仕留めると、上げた。3回戦以降の全5試合で完投して優勝に貢献した金森は「(準決勝に続く)連投は問題なかった。今日はなんとしても勝ちたかった」とエースの責任を果たし、安どの笑みを浮かべた。

 5回、大垣商の坂にソロ本塁打を浴びたが、打たれた安打はその本塁打を含めて2本のみ。制球が安定し、スライダーも効果的に決まった。「本塁打を打たれたけど、あれで引き締まった。今日の金森は98点」と鍵谷英一郎監督(38)もエースの踏ん張りに満足げだった。

 「夏はお前が全部投げろ」。ナインの前で、鍵谷監督からそう告げられたのは5月の中旬だった。「うれしかった」と金森。昨年はベンチでチームを見守っていた投手が、今大会は初戦(2回戦)こそ途中降板したが、3回戦以降の5試合は完投。6試合48イニング投げ8失点(防御率1・69)と抜群の安定感を発揮し、2年ぶり甲子園出場の原動力となった。

 連投を支えたのは母はるみさん(46)だった。元バレーボール選手のはるみさんが、選手時代の経験をもとに、連投を続ける息子のマッサージを買って出た。「3戦目以降はかなり疲労がたまっていた」とはるみさん。風呂上がりに、30分~1時間じっくりマッサージをした。「母親のためにも今日は勝ちたかった」と金森。優勝が、最高の恩返しになった。

 勝ち上がれば甲子園での連戦も予想されるが「全然大丈夫です」とスタミナ面には自信たっぷり。2年前は初戦で遊学館に敗れたが、今年は金森の右腕が、名門を夏の甲子園10年ぶり勝利に導く。【桝井聡】

 ◆県岐阜商 1904年(明37)創立の県立校。生徒数1032人(うち女子590人)。野球部は24年創部。部員数は68人。甲子園は夏26度目、春は26度出場。主なOBは元中日の高木守道氏、西武和田、中日英智、女子マラソンの高橋尚子。所在地は岐阜市則武新屋敷1816の1。小川信幸校長(59)。


 

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