| 福岡大会優勝 : 福岡工大城東(9年ぶり2度目) | |
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■参加校 : 131校(0) ※()内の数字は前年比 詳細速報 / 組み合わせ(PDF) |
■春季大会優勝 : 久留米商 ■昨夏代表 : 柳川 |
福岡工大城東が圧勝V!
<福岡大会:佐福岡工大城東14─1柳川>◇7月30日◇北九州市民

| 福岡工大城東Vへの足跡 | ||
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| 1回戦 | 10-0 | 伝習館 |
| 2回戦 | 11-0 | 南筑 |
| 3回戦 | 7-0 | 須恵 |
| 5回戦 | 4-0 | 九産大九州 |
| 準々決勝 | 2-1 | 久留米商 |
| 準決勝 | 2-1 | 筑陽学園 |
| 決勝 | 14-1 | 柳川 |
福岡大会決勝は、福岡工大城東が、昨夏代表校の柳川に13安打14得点の猛打で打ち勝ち、9年ぶり2度目の夏切符を手にした。初回、バント攻撃で相手をかく乱し、4安打を集中。打者11人攻撃で大量6点を先制した。その後も着実に加点する圧勝V。投げては、先発の梅野無我(むが=3年)が9回1失点(自責0)の完投勝利を飾った。昨夏まで2年連続で上位進出を阻まれた天敵・柳川にリベンジを果たした。これで九州、山口の代表校がすべて決定。夏の甲子園大会は8月6日に開幕する。
雪辱を果たした。昨夏まで2年連続で行く手を阻まれた柳川に決勝で圧勝。最後の打者の力ない一塁フライが、牧島健主将(3年)のグラブでウイニングボールに変わるとマウンド付近で歓喜の輪が広がった。「宿敵と言ってもいい柳川に勝っての甲子園はうれしい」。9年ぶり2度目の夏切符。杉山繁俊監督(50)は、ベンチ前で天に向かって両手を突き上げた。
小技が、強烈な先制パンチを呼んだ。初回無死一塁。花田佑太(3年)が一塁線にバントを転がせば、続く大羽鷹文(3年)は三塁線にギリギリのセーフティーバント。相手エース高橋祐一(3年)を2本のバント安打で揺さぶった。「高橋君はフィールデングのうまい子なので、ライン際、ギリギリを狙わせた」(杉山監督)。無死満塁。4番小原礼史(3年)は中前に先制の2点適時打。この回、相手の2失策も絡んで4安打を集中。打者11人攻撃で一気に6点を先制し、高橋を初回でノックアウトした。8回にも犠打をキッチリ決めた花田は言う。「バントと走塁にスランプはないですから。バントは練習してきたし、自信があった」。練習中、ベンチ横にバント専用の打撃マシンをフル稼働させ、フリー打撃を待つ間などを利用し、1年中、コツコツ、転がしまくった成果を発揮した。
終わってみれば13安打14得点の圧勝5。大技小技を絡めた打力も迫力満点だったが、打線に好リズムを与えるエース右腕の存在も大きかった。初出場した97年夏の選手権では、小椋真介(現ソフトバンク)がマウンドを守り抜いたが、今大会も不動のエース梅野が、スキを与えなかった。準決勝(対飯塚)でサイクル安打を放った柳川の主砲・宮崎雅史主将(3年)を3打数無安打。「(スコアラーの)肘井(和樹=3年)の言う通りに投げた。真っすぐがいいところに決まっていた」。変化球に強いスラッガーの分析に胸元をえぐる直球で真っ向勝負で封じ込んだ。9回6安打1失点(自責0)の完投勝利。大会通算防御率は0・19(47イニング、自責1)のエースは、バットでも3安打1打点の活躍をみせた。
97年夏の甲子園は3回戦でアルプスを去ったが、今夏は投打にスキがない。杉山監督もしっかりと手応えを感じている。「甲子園では(エース)梅野を中心にしっかり守って、少ないチャンスを生かす城東の野球をしたい」。131校の福岡大会を制した福岡工大城東が、甲子園でも旋風を巻き起こす。【浜崎孝宏】

