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2006年甲子園特集

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千葉大会優勝 : 千葉経大付(2年ぶり2度目)
■参加校 : 180校(-1) 
※()内の数字は前年比
組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 東海大浦安
■昨夏代表 : 銚子商
※組み合わせ表は、pdf(portable document format)形式です。
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7月29日付紙面

千葉経大付、再び親子鷹

<千葉大会:千葉経大付5-3拓大紅陵>◇7月28日◇千葉マリン

優勝旗を手に喜ぶ千葉経大付ナイン
優勝旗を手に喜ぶ千葉経大付ナイン
千葉経大付Vへの足跡
2回戦 16-1 浦安
3回戦 8-2 船橋豊富
4回戦 11-4 若松
5回戦 8-1 千葉商大付
準々決勝 6-2 東海大浦安
準決勝 2-1 習志野
決勝 5-3 拓大紅陵

 千葉経大付が延長10回、5-3で拓大紅陵を振り切り、2年ぶり2度目の出場を果たした。

 松本吉啓監督(48)が宙に舞った。1回、2回、3回…。歓喜の胴上げが終わると、選手たちは人さし指を天に突き上げた。千葉経大付が拓大紅陵との延長戦を制し、2年ぶり2回目の優勝。180校の頂点に立った。

 簡単には勝たせてくれなかった。3-2と1点リードで迎えた9回だ。連打と失策が重なり、1死二、三塁。満塁策を取った千葉経大付だったが、併殺に失敗して、同点とされた。さらに2死二、三塁とサヨナラ負けの大ピンチが続いた。ここで先発のエース竹島弘晃(3年)を継いでマウンドに上がったのは、1年生ストッパー内藤大樹だった。

 内藤はその直前の左翼守備で、打球を処理し損ねて(失策)、同点とされるきっかけをつくっている。しかし、強気な1年生はマウンドに上がると「自分がやってやる」と気持ちを切り替えていた。対する打者は大前勇人(2年)。前の打席で右翼ポール直撃の2点本塁打を放った強打者だ。一塁はあいていた。だが、内藤はおくせず、決め球のスライダーを投げ込んだ。二飛に仕留めてピンチを切り抜け、延長10回表の2点勝ち越しにつなげた。

 この日、千葉経大付の先発メンバーは、9人のうち下級生が半数以上の5人を占めた。左翼手とリリーフ投手を兼任する内藤をはじめ、松本監督の二男歩己(あゆき)遊撃手(2年)は、俊足好打のリードオフマン。この試合は無安打に終わったものの、代わって3番の丸桂啓外野手(2年)が活躍した。10回表、先頭打者で中前打で出塁し、2点勝ち越しにつなげた。「ヤングパワー」でつかんだ2度目の優勝を、松本監督は「上級生は下級生に負けられないと考え、下級生は上級生に迷惑をかけられないと頑張る。そのことがうまくかみ合った」と振り返った。

 ノーシード校ながら戦国・千葉を制した。2年前は松本監督の長男啓二朗(早大2年)を擁し、甲子園4強入りした。そして今夏、再び親子鷹で宙に舞った松本監督は「今度は全国制覇を目指します」と力強く語った。

 ◆千葉経大付 1933年(昭8)創立の私立校。生徒数は1410人(うち女子642人)。野球部は54年創部。部員数は130人。甲子園出場は04年夏以来、2回目となる。OBにはヤクルト川島、元ロッテの伊与田ら。所在地は千葉市稲毛区轟町4の3の30。佐久間勝彦校長(61)。


 

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