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2006年甲子園特集

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秋田大会優勝 : 本荘(18年ぶり3度目)
■参加校 : 51校(0) 
※()内の数字は前年比
組み合わせ(PDF)
■春季大会優勝 : 大曲工
■昨夏代表 : 秋田商
※組み合わせ表は、pdf(portable document format)形式です。
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7月24日付紙面

本荘サヨナラで18年ぶりV

<秋田大会:本庄2-1秋田中央>◇7月23日◇こまちスタジアム

優勝を果たした本荘ナインは、歓喜の表情で三塁側スタンドへ走り出す
優勝を果たした本荘ナインは、歓喜の表情で三塁側スタンドへ走り出す
本庄Vへの足跡
2回戦 2-0 秋田商
3回戦 6-2 横手清陵学院
準々決勝 3-0 鷹巣
準決勝 12-1 秋田
決勝 2-1 秋田中央

 本荘がスッキリ優勝だ。東北のトップを切って行われた秋田決勝は劇的な展開となり、本荘が秋田中央に2-1でサヨナラ勝ち、18年ぶり3度目の優勝を飾った。9回裏2死二塁、東海林潤三塁手(3年)が左翼フェンス直撃のサヨナラ二塁打を放った。前日22日の準決勝でチームに故意に三振させ、尾留川(びるかわ)徹監督(46)らが23日の試合前に始末書を提出。気持ちを切り替え、接戦を制した。

 9回裏2死二塁、高々と舞い上がった東海林の打球が、左翼フェンスを直撃した。大平謙太朗一塁手(3年)は本塁を駆け抜けると、ジャンプしてガッツポーズ。サヨナラだ。優勝だ。二塁を回っていた東海林は「甲子園なんだな…」と本塁方向に駆け出した。歓喜の輪に、ヒーローは飛び込んだ。自身初のサヨナラ打だったが、試合を決める確信があった。「(相手失策で出塁した)大平の打球が転がった瞬間に、回ってくると思った。決めてこようと思った」と燃えた。

 力投を続けた高橋佑輝投手(3年)にも応えたかった。試合前「お前のために絶対打つ」と宣言した。9回、守備を終えベンチに戻ったときに「そろそろ決めてくれよ」と声を掛けられた。小学校からずっと一緒に野球をやってきた幼なじみのひとことに、奮い立った。2人の活躍で甲子園だ。「うれしい。小学校のころから絶対に行くぞと言い合ってきましたから」と笑顔を見せた。

 故意三振に揺れた前日の一件から、球場は相手チームを応援する声が多かった。東海林は「不安はなかった。試合はできるんだし、切り替えていこうと思った」という。2回戦で破ったセンバツ8強の秋田商の選手の力も借りた。中学時代の選抜チームで一緒だった石田尊二塁手(3年)とはメル友だ。携帯メールでやりとりし、激励を受けた。「甲子園で勝て、と言われ続けた。負けるわけにはいかない」と周囲の騒ぎには影響されなかった。

 今春まで3番を務めたほど、長打力を持つ1番打者だ。冬場から「もっと打球を飛ばしたいと思って」、ボールをとらえる角度を変える練習を行ってきた。今大会は4本の二塁打と、練習の成果が出た。「イメージとぴったり合うようになった」と笑った。3年生が生まれた88年以来の甲子園。その大舞台で、東海林がチームをけん引する。【清水智彦】

 ◆県立本荘高校 1902年(明35)創立。野球部も同年に創部された。部員数62人。主な卒業生に工藤幹夫(元日本ハム)、竹内昌也(元阪神)、仁部智(広島)がいる。所在地は秋田県由利本荘市陳場岱6。熊谷均校長(58)。


 

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