このページの先頭

2006年甲子園特集

ニッカンスポーツ・コム



ここから共通メニュー


共通メニュー

ホーム > 野球 > アマチュア野球 > 第88回全国高校野球選手権


荒木大輔「誇りに思う」/夏の甲子園

80年8月23日、準優勝を果たし首からメダルをかけた荒木
80年8月23日、準優勝を果たし首からメダルをかけた荒木

 26年前のエースも感慨にふけった。80年夏の決勝で涙をのんだ早実OBの西武荒木大輔投手コーチ(42)は21日、都内の自宅でテレビ観戦し後輩たちの雄姿を見守った。卒業生の夢をかなえてくれた早実史上最強チームに、そして自身を超えた早実史上最高の右腕斎藤に祝福のメッセージを贈った。
 相手が相手だから簡単に勝たせてくれるとは思わなかったけど、最後も早実らしい粘り強い戦いだった。決勝戦という大舞台で力を存分に発揮してくれた。僕らが目標にしていた夏の全国制覇を成し遂げてくれてうれしい。彼らの頑張りを早実OBとしてすごく誇りに思うし、優勝が決まった瞬間は、早実の卒業生で本当によかった、と心から思った。
 エースの斎藤君の陰に隠れてしまったけど、今年の早実は総合的なレベルが高かった。ショート後藤君やキャッチャー白川君を見ても分かるように、守備がしっかりしている。破壊力はないけど、ここぞという場面で長打が出たように打線もしっかりしている。足を絡めた攻撃もできる。王監督や僕らの代のチームを超えるにふさわしい素晴らしいチームだったと思う。
 それにしても斎藤君には驚かされた。球が速いのが彼の最大の魅力だけど、空振りを奪えるスライダー、フォークなど変化球も一級品。状況を考えてカウントを整える制球力もある。よく記者の方に「荒木さんの高校時代と比較してどうですか?」と聞かれるけど、自分とは比べものにならないくらいレベルは高い。卒業後の進路をどうするのかは分からないけど、高校野球で終わる選手ではないと思うので、今はとにかく十分に体を休めて、次の目標に向かって頑張ってほしい。(談)



 

ここから著作権について