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2006年甲子園特集

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駒苫「プラスに考えたい」/夏の甲子園

<全国高校野球選手権:駒大苫小牧1-1早実>◇20日◇決勝
 15回の攻撃を重ねても、打ち崩せないのか。延長15回2死。駒苫・4番本間篤史主将(3年)が打席へ立つ。3球を見送った。「球が速くなっている」。普段は見ないスコアボードに目をやった。この日最速147キロ。力と力の勝負だと感じた。2球を見送る。カウント2-3。最後は133キロのフォークを空振りした。「打ち返したかったが駄目だった」。斎藤のクレバーさに感服した。
 初戦以来4試合ぶりに先制点をつかんだ。8回1死から2番三木が白球をバックスクリーンへ運んだ。「塁に出ることしか考えていなかった。まさか入るとは…。ただ、これで勝てるとは思わなかった」。三木の不安は的中した。
 延長に入ってからも得点機会はつくった。11回には1死満塁の最大のチャンスもつかんだ。しかし途中出場の岡川直樹左翼手(3年)がスクイズを空振り。三塁走者の中沢竜也一塁手(3年)が憤死した。岡川は「最低でも当てればよかった」と悔やんだ。
 延長では37年ぶり、そして駒大苫小牧にとって3年前の降雨ノーゲーム以来2度目の再試合となる。三谷は「あの試合は負けた。今度は全力で勝ちたい」と話す。再び73年ぶりの3連覇へ挑む一戦。「もう1試合できることをプラスに考えたい」。三木の一言はナイン全員の思いを代弁していた。【北尾洋徳】



 

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