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2006年甲子園特集

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青森山田野田が完封1号/夏の甲子園

青森山田・野田は今大会初の完封勝利を挙げる(撮影・奥田泰也)
青森山田・野田は今大会初の完封勝利を挙げる(撮影・奥田泰也)

<全国高校野球選手権:青森山田7-0延岡学園>◇11日◇2回戦
 背番号「1」が、投げて打って勝った。青森山田(青森)の野田雄大投手(3年)が、今大会完封一番乗り&豪快な一発だ。次は王者・駒大苫小牧(南北海道)と好投手対決になる。桐生一(群馬)の鹿沼圭佑投手(3年)は昨年右ヒジを手術、今夏に復活してきた。佐賀商(佐賀)戦、3回からリリーフで7回3安打1失点に抑え、8回に満塁走者一掃の逆転打を放った。チームの大黒柱が輝いた6日目。東洋大姫路(兵庫)福岡大城東(福岡)も3回戦に進んだ。
 酷暑で打撃戦の多かった甲子園で青森山田のエース、野田がスコアボードに0を並べた。109球、散発5安打7Kの完封一番乗りだ。
 最後の打者を得意のスライダーで三振に仕留めるとグラブを軽くたたき、自身の甲子園初勝利を喜んだ。2回には左中間にビッグな一発もたたき込んでいる。公式戦2本目となるソロ本塁打。「完ぺき。あれでピッチングも乗って行けた」。背番号「1」は投打の主役だった。
 昨年センバツの沖縄尚学戦以来のマウンドだった。そのときは2番手で登板し5失点。リベンジをかけていた。「(初回は)緊張していた。でも先頭打者が初球を打ってくれて、緊張がほぐれた」と振り返った。リードした大東憲司捕手(3年)は「1、2番の振りを見て、直球狙いと分かった。配球を変え、緩い変化球を使ってゴロを打たせた」。力みにない打たせて取るピッチングが、乱打戦の多い今大会の中で光った。
 卓球の「愛ちゃん」福原愛が同じ学年になる。7月、県大会の決勝前に、愛ちゃんからエースにピンク色のお守りが届いた。「野田君へ 自分を信じる 頑張ってください。福原愛」と書かれていた。この日、お守りは帽子の中にあった。「自分を信じて、後ろを信じて投げた」。大きな効果があった。
 完封アンド1発はロッテに行った先輩の柳田将利投手が昨夏の国士舘戦で記録している。大舞台で尊敬する先輩に並んだ。「今度は柳田さんを抜きたい」。
 次は3連覇を狙う王者・駒大苫小牧(南北海道)にぶつかる。練習試合で対戦したことはない。「自分の投球を意識して、周りを信じて投げる」。一発大勝負だ。【清水智彦】



 

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