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2006年甲子園特集

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横浜、走者出さなきゃ中田怖くない

エース川角の投球を見守る横浜・渡辺監督(撮影・岡潤一)
エース川角の投球を見守る横浜・渡辺監督(撮影・岡潤一)

 第88回全国高校野球選手権(15日間)が今日6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。第3試合には史上初の2度目の春夏連覇を狙う横浜(神奈川)と、昨夏ベスト4の大阪桐蔭(大阪)が対戦。東西の優勝候補が大会初日に早くも激突する。また、第2試合には、最速149キロのエース斎藤佑樹(3年)を擁し今春センバツ8強入りを果たした早実(西東京)が、鶴崎工(大分)と対戦する。5日に入念なリハーサルが実施された開会式は午前9時から行われる。
 西の雄を、2枚看板が抑える。県大会8試合で90安打(チーム打率3割7分)の大阪桐蔭打線は脅威だ。この日の練習では、渡辺元智監督(61)が川角謙(3年)と西嶋一記(3年)の両左腕をつきっきりで指導。大会初日の大一番に万全を期した。
 大阪大会で4試合連続の5発を放った大会屈指の強打者、中田翔外野手は2年生ながら高校通算46本塁打。小倉清一郎部長(62)も「すごいね。最多記録って何本なの? 」と驚きを隠せない。渡辺監督と小倉部長は、4日夜にビデオで分析。2人の出した結論は1番山口祥継(2年)と、3番謝敷正吾(3年)の左打者封じだった。
 渡辺監督は「いかに中田の前に走者を出さないか」と説明した。中田の前を打つ2人の左打者を川角、西嶋がきっちり抑えれば、強力打線の威力も半減する。35球を投げた川角には、状態の開きを指摘した。力強い速球が出始めると「よし、それだ!」と声を掛けた。40球を投げた西嶋には「今日は球が走っていた」と笑みが出た。西嶋も「自分では分からなかったけど、キャッチャーに走っていたと言われホッとした」と好調だ。
 練習後には福田永将捕手(3年)とのバッテリーミーティングで、最終チェックも行った。渡辺監督は「甲子園に来るチームはみんな力がある。気が緩んだ方が負け」といま1度、気持ちを引き締めた。大一番のカギを握る両左腕が試合をつくれば、あとは大阪桐蔭を上回るチーム打率4割3分4厘の味方打線が勝利を運んでくる。【小松正明】



 

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