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2006年甲子園特集

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データ不足関係ない、早実ぶっつけ本番

開会式リハーサルで入場する横浜(手前)と早実ナイン(撮影・前岡正明)
開会式リハーサルで入場する横浜(手前)と早実ナイン(撮影・前岡正明)

 早実にデータ不足は関係ない。ぶっつけ本番でも、「早実野球」で初戦突破を期す。甲子園で行われた初戦の相手鶴崎工・仲道弘晃監督(39)との対談で、対策を問われた和泉実監督(44)は「相手投手の『絵』を見ていないのでイメージが分からない」と、鶴崎工のビデオを入手できなかったことを明かした。想定外の初日登場で間に合わなかったのだ。それでも和泉監督に慌てた様子はない。
 この日午後、西宮市内の球場で大会前最後の練習を行った。守備練習の際、中継プレーにもかかわらず左翼手が本塁へ直に返球。和泉監督は「カットだよ!1年間やってきたことを急に変えるな!」と厳しくしかった。相手がどこであれ、自分たちの野球をやるという「早実野球」の原点を確認し、初戦を前に張り切り過ぎる選手の手綱を締めた。
 捕手を座らせ22球の最終調整を行ったエース斎藤も「低めに丁寧に投げたい」と自分の投球に集中した。10年ぶりの夏。早実野球で深紅の大優勝旗を狙う。【古川真弥】



 

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